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昨年の流行語大賞

みちくさ vol.47 No.1 (2021)

昨年の流行語大賞予想を、よせばいいのに、このコーナーで4回も面白がって続けてしまった。

ここでは「新型コロナウイルス」に関連したものが多くなる、とした。そして昨年末に発表された結果を見ると年間大賞には「3密」、トップテン中に「新しい生活様式」の中での社会経済活動にまつわるワードも加えると、過半数が関連したものになっていた。すなわち「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン○○」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」である。

個人的には「ソーシャルディスタンス」あるいは「巣篭り」の方がよいと思っていたが、「3密」について、選考委員の言語学者の金田一秀穂氏は「これは健気な日本語である。いくつかある大切な項目をまとめる言い方が日本語にはあって、得意技ともいえる。この悲劇的厄災の中にあっても、日本語はその特性を発揮して注意すべき心得をまとめて表し、予防を喚起した」と評したのだそうだ。

これらトップテン、年間大賞語の授賞式には例年、関連する人物が出席するとのことで、「もしコロナワードが賞に選ばれた場合、誰が出席するのでしょうかね」と前回、書いたのであるが、その出席者を見ると、「3密」は小池東京都知事(ただしリモート参加)、「アマビエ」は妖怪研究家湯本豪一氏、「ソロキャンプ」は芸人ヒロシ氏、まぁこの辺りまではなんとなく想像できる。

分からなかったのは「オンライン○○」の東北新社と「アベノマスク」のサラダボウルである。そこで少し調べてみた。前者は社内で行った総勢千名以上参加のオンラインレクリエーションの評価結果なのだそうだ。また後者は「アベノマスクがご不要の方、ハートマスクプロジェクトの回収BOXにご寄付下さい。武蔵野日赤病院で小さめサイズのアベノマスクが入院中の子供達にちょうど良いそうです。」とツイッターで呼びかけた武蔵野市のNPO法人であった。

ただ「GoToキャンペーン」は前官房長官か、とも思ったが、さすがに授賞式には誰も出席していなかったようだし、「アベノマスク」も前首相というわけにはいくまい。

この原稿を書いている最中にも、連日のごとく「感染者数、過去最多」が報じられている。そして2回目の緊急事態宣言。

(徒然亭)

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