2019年度 木材劣化診断士 資格検定講習・試験のご案内
国交省認定インスペクター講習

公益社団法人 日本木材保存協会
木材劣化診断士委員会

公益社団法人日本木材保存協会では、木材や木質材料の生物劣化を診断する技術者として木材劣化診断士を育成しております。木材劣化診断士は、住宅や土木建設物などに用いられている各種の木質材料を診断対象とし、その生物劣化である菌類による腐朽や、シロアリなどによる虫害を診断します。資格取得講習会では、劣化の種類、程度、範囲を診断する一次診断技術について学び、さらに現場用機器を用いる二次診断の実践的技術を学びます。本講習会はCPD認定講習会です。

本講習は、長期優良住宅化リフォーム推進事業のためのインスペクター(国交省)養成講習です。建築士資格を有する木材劣化診断士は、木造住宅について本事業のインスペクションを実施できます。

1.講習会の概要

開催日時:
2019年9月2日(月) 10:00~17:00
開催会場:
飯田橋レインボービル(東京都新宿区市谷船河原町11)
(JR又は東京メトロ有楽町線「飯田橋駅」下車5~6分)
受験資格:
木材保存士、建築士(一級・二級)、木造建築士のいずれかの資格保持者
プログラム(予定)
科目 内容
ガイダンス(10分) 木材劣化診断士制度の概要
木質建材(50分) 木質建材の種類と耐久性、診断現場での見分け方
住宅インスペクション概要(60分) 住宅インスペクションガイドラインの解説
1次診断(90分) 視診・触診・打診などの基本的な診断技術について、症状の検出や判定技術を建造物の種類、部位ごとに解説し、報告書作成までを指導する
2次診断(90分) 現場で使える小型の計測機器を用いた診断について、含水率、材料内部の欠損や密度・強度低下の測定方法を解説する(実習付)
筆記試験(30分) (100点満点)
レポート試験(診断事例報告) 課題は、別途提示します。10月2日までに提出して下さい。(100点満点)

テキストは講習の2週間前までに郵送します。

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申込み(お申し込みは下段の「お申し込みはこちら」よりお申し込み下さい)

※問い合わせの「お申し込みはこちら」ボタンよりお申込み下さい。
定員: 50名
締め切り日: 8月19日(月)
受講・受験料、登録料: 40,000円
  • 木材劣化診断テキストや資料代金が含まれます。
  • 不合格の方には登録料(事務処理費を差し引いた金額)10,000円を返還します。
  • 料金は、受講申込時に一括して下記の銀行口座へ振込んで下さい。
振込先: みずほ銀行 神谷町(かみやちょう)支店
普通預金口座 8067753
公益社団法人日本木材保存協会
資格の取得と登録: 資格検定試験の合格者を、木材劣化診断士として登録します。登録者には木材劣化診断士証と登録証(写真添付)を交付します。
資格の更新: 資格は3年毎に、更新講習受講またはレポート提出で更新して頂きます。
更新講習では、3次診断、木材の保存処理、耐久性設計や補修技術を学びます。
現場研修は年1回ほど開催しますので、その受講をもって更新することもできます。

問い合わせ

公益社団法人日本木材保存協会
電話:03-3436-4486
FAX :03-3432-1971
http://www.mokuzaihozon.org/

〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-2-5 第3松坂ビル
事務局担当 鈴木

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