第36回木材保存士資格検定講習・試験のご案内

公益社団法人 日本木材保存協会

森林の持続的経営が地球環境の観点から注目され、木材の利用促進が社会的に要請されています。木材は環境への負担が少なく、再生可能な生物材料ですが、この木材を幅広い用途で、長期に亘って利用するためには、腐朽菌やシロアリ等による生物劣化から木材を守る「木材保存処理」が重要です。

一方、木材保存剤は化学物質であることから、健康や環境に対する安全性の確保、廃棄物の適正処理、製品のリサイクル等に取り組む必要があります。

当協会の「木材保存士」の資格制度は、このような状況に対処すべく、木材保存関連産業の第一線に立つ技術者を対象に、木材保存に関する知識を習得して頂き、処理技術や管理技術の向上を図っていくことを目的に制定されました。本資格は、「優良木質建材等認証事業(AQ認証)」及び「製材等のJAS(保存処理)認定工場制度」にもご活用頂いております。

この度、下記にて、第36回木材保存士資格検定講習・試験を実施致します。木材保存士制度の趣旨をご理解頂き、是非とも資格を取得されますようご案内申し上げます。

開催日時

平成29年1月26日(木)9:00~17:00、27日(金)9:00~16:00

開催場所

木材会館  7階ホール(下図参照)
東京都江東区新木場1-18-8    電話 03-5534-3111
(地下鉄有楽町線、JR京葉線、りんかい線「新木場」下車3分)

新木場会場

受験資格

なお、実務経験年数は、平成29年3月31日に所要の年数に達する方は受験資格を満たしたものと致します。

申込方法

下記のお申し込みはこちらよりお申込み下さい。

申込期限

平成29年1月13日

費用(消費税込)

33,940円(内訳;受講料18,513円、受験料15,427円)

費用の振込先

三菱東京UFJ銀行  虎ノ門中央支店  普通預金
口座番号・名義  5957039  ・  公益社団法人日本木材保存協会
振込手数料はご負担下さい。
受講者名でお振込み下さい。
会社名義や一括してお振込み頂く場合は、申込書にその旨をご記入下さい。

費用の振込期日

平成29年1月13日

受験票

受験票は発行致しません。申込み返信メールが受講票となりますので、印刷して当日ご持参下さい。

テキスト等

受験メール受信後、速やかに送ります。

宿泊、昼食

各自でご手配下さい。

合否の連絡

3月中旬までに、連絡致します。

資格の登録

木材保存士検定試験に合格され、木材保存士登録料(15,427円、内消費税1,142円)を納付された方を当協会の木材保存士に登録し、木材保存士証を交付致します。

問合せ

公益社団法人日本木材保存協会  鈴木宛
電話:03-3436-4486
Eメール:

講習内容(予定)

月日 時間 科目 講師
1月26日(木) 9:00~ 9:10 講習・試験に関する説明 協会事務局
開講の挨拶 木材保存士委員会
9:10~10:30 木材及び木質材料の性質 宇都宮大学
羽生  直人  氏
10:30~10:40 10分休憩
10:40~12:00 木材の劣化 近畿大学
田中  裕美  氏
12:00~13:00 休憩(昼食)
13:00~14:20 木材保存剤 東京農業大学名誉教授
飯島  倫明  氏
14:20~14:30 10分休憩
14:30~15:50 木材保存技術 元筑波大学
土居  修一  氏
15:50~16:00 10分休憩
16:00~17:00 論述試験
1月27日(金) 9:00~10:20 品質管理 (公財)日本合板検査会
貴志  耕太郎  氏
10:20~10:30 10分休憩
10:30~11:50 環境汚染防止 東京農工大学名誉教授
小倉  紀雄  氏
10:30~10:40 10分休憩
12:50~14:10 木造建築物 前橋工科大学
堤   洋樹  氏
14:10~14:30 20分休憩
14:30~16:00 筆記試験

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