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主催

第12回 木材劣化診断研修会・兼更新講習会のご案内

近年、既存木造住宅の流通促進・ストック再生に向けて、住宅の性能評価技術に関心が高まっています。平成26年度には国交省から既存住宅のインスペクションガイドラインが公表されています。またこの度国交省から「長期優良化リフォーム」に関する補助事業がスタートし、そこでは有資格者によるインペクション報告書の提出が義務付けられています。このような動きのなか、住宅の木部の劣化を診断する技術者である木材劣化診断士の果たす役割は、今後益々重要になると思われます。

この度、木材・木質建材の劣化診断技術の講習会を実施します。この講習会は、本年度資格更新に当たる木材劣化診断士の更新講習会となりますが、上記のインスペクションガイドラインに準拠した講義が含まれ、建築士の資格を有する木材劣化診断士の方には重要な講習会となります。下記にご注意の上、ふるって参加下さい。

①一級・二級建築士の資格をお持ちの木材劣化診断士の方へ
本講習会を受講し、当協会のホームページに氏名などの掲載を了承頂きますと、長期優良化リフォーム事業に関わるインスペクションを実施できるようになります(現在、日本木材保存協会は、インスペクションを実施できる技術者の養成講習団体として申請中です。認定後(今秋後)、リフォーム事業のためのインスペクションを実施して頂けるようになります)

②今年が更新時期にあたる木材劣化診断士の方へ
本講習会を受講されますと、更新講習受講済となり、別途ご案内する更新手続きをお取りいただけます(すでに過去3年にこの講習を受講された方は受講免除)。更新講習を受講できない方は、レポート提出による更新も可能です(協会にご相談下さい)。

③上記以外の木材劣化診断士の方へ
本講習会では、最新の木材劣化診断技術の講習を行います。今後3年以内に更新を迎えられる方などは更新講習受講となりますので、ぜひ受講下さい

④本講習会の重要点
本講習では、木材・木質建材の劣化(虫害と腐朽)の診断について、他の制度にはない有益な診断技術(一次から三次診断)と実務を講習します。研修では、一次診断の要点、劣化材を用いた診断研修、現場用の診断機器を用いた診断などを学びます。またWeb対応型の報告書作成支援ソフトウェアの解説も行います。また本研修会は建築士会連合会CPD認定講習となっています。

日時 平成27年7月21日(火)13:00~17:00
会場 東京農業大学グリーン・アカデミー・ホール
〒156-0054 東京都世田谷区桜丘3-9-31 ☎03-3429-1983
定員 50名(定員になり次第締め切らせて頂きます。)
持ち物 手袋、筆記具、デジタルカメラ等。

グリーンアカデミーまでの交通経路

  • ◆JR(山手線・埼京線)
  • ◆小田急線(東京メトロ千代田線)
  • ◆東急田園都市線(東京メトロ半蔵門線)



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研修内容とスケジュール

【13:00】:集合とガイダンス

【13:10】:講義  一次診断のポイント(ビデオ学習を含む)

【14:00】:実習  二次診断機器の操作(準備)

【15:00】:講義・実習  Web版診断報告書の書き方と注意点

【16:00】:講義  既存住宅インスペクションガイドラインの解説

 

【17:00】:終了

 

申込方法:

協会ホームページhttp://www.mokuzaihozon.orgからお申し込み下さい。


参加費:

20,000円(下記銀行口座へお振込み下さい。)


振込先:

みずほ銀行神谷町(かみやちょう)支店
普通預金口座 8067753(社)日本木材保存協会


申込期限:

平成27年7月15日(金)


木材劣化診断士の資格の更新:

資格の有効期限が、平成27年10月31日のかたの資格更新には、別に登録更新料(10,000円)の納付が必要となります。登録更新料は、9月にご請求致します。登録料の入金を確認した後、更新手続きを取り、新しい木材劣化診断士証および木材劣化診断士携帯カードを交付させて頂きます。

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