公益社団法人 日本木材保存協会
木材劣化診断士委員会
公益社団法人 日本木材保存協会では、木材や木質材料の生物劣化を診断する技術者として木材劣化診断士を育成しております。木材劣化診断士は、住宅や土木建設物などに用いられている各種の木質材料を診断対象とし、その生物劣化である菌類による腐朽や、シロアリなどによる虫害を診断します。2021年度の資格検定講習・試験を下記の通り開催致します。本講習会では、劣化の種類、程度、範囲を診断する一次診断技術および、現場用機器を用いる二次診断の実践的技術を学んで頂きます。なお、本講習会はCPD認定講習会です。
1)開催日時:2021年8月31日(火)10:00~17:00
2)開催会場:エッサム神田ホール1号館 301号室(東京都千代田区神田鍛治町3-2-2)
(JR神田駅東口又は東京メトロ銀座線「神田」3番出口、別紙地図参照)
3)注意事項:開催会場は、新型コロナウイルス感染状況により、オンライン等に変更する場合がございます。
開催方法を変更する場合は、8月24日(火)までに受講申し込み者へご連絡致します。
木材保存士、建築士(一級・二級)、木造建築士のいずれかの資格保持者
テキストは講習申し込み後、速やかにお送り致します。
科目 | 内容 |
---|---|
ガイダンス(10分) | 木材劣化診断士制度の概要 |
木質建材(50分) | 木質建材の種類と耐久性、診断現場での見分け方 |
住宅インスペクション概要(60分) | 住宅インスペクションガイドラインの解説 |
1次診断(90分) | 視診・触診・打診などの基本的な診断技術について、症状の検出や判定技術を建造物の種類、部位ごとに解説し、報告書作成までを指導する。 |
2次診断(90分) | 現場で使える小型の計測機器を用いた診断について、含水率、材料内部の欠損や密度・強度低下の測定方法を解説する(実習付)。 |
筆記試験(30分) | 合格点を設定しています(100点満点)。 |
レポート試験(劣化診断事例報告) | 課題は、別途提示します。9月30日までに提出して下さい。 |
当協会のホームページよりお申込み下さい。
締め切り日 8月20日(金)
30名(100名規模の会場で開催します)
40,000円(消費税含む)
・木材劣化診断テキスト、その他資料の費用が含まれています。
・不合格の方には登録料(事務処理費を差し引いた金額)10,000円を返還します。
・費用は、受講申込時に下記の銀行口座へお振込み下さい。
みずほ銀行神谷町(かみやちょう)支店
普通預金口座 8067753
公益社団法人日本木材保存協会
資格検定試験の合格者を、木材劣化診断士として登録します。
登録者には木材劣化診断士証と登録証(希望者、写真貼付)を交付します。
資格を継続される場合は、3年毎に更新講習の受講および、レポートをご提出して頂きます。
更新講習では、現場診断における注意点、2次診断結果を用いた判定方法、報告書の作成技術を学んで頂く予定です。また、現場研修会を開催しますので、その参加をもって更新することもできます。
公益社団法人日本木材保存協会
電話:03-3436-4486
FAX :03-3432-1971
http://www.mokuzaihozon.org/
〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-2-5 第3松坂ビル
事務局担当 鈴木