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野外杭試験

野外杭試験とは

野外杭試験は、3×3×60cmの杭を長さ方向の半分まで地面に埋め、毎年、杭を引き抜いて劣化状態を観察し、再度埋め戻すことで、素材や保存処理木材の劣化のしにくさを評価する方法です。試験方法の詳細については、JIS K1571 木材保存剤−性能基準およびその試験方法に定められています。

野外杭試験に関するよくある質問はこちら

本サイトのデータについて

本サイトでは、都道府県の公設研究機関や企業の研究所よりご提供いただいたデータ及び論文等の公開データを元に、現在の使用状況等も加味し、重要と考えられるものをグラフ化し公開しています。なお、本サイトで公開しているデータは、劣化の進行が最も速いとされる地際部のデータとなります。

素材・保存処理別データのページ

各樹種の心材・辺材の耐久性とスギの辺材等に木材保存剤を注入した際の耐久性を樹種や木材保存剤別に見ることができます。

素材別データ

カラマツ   スギ   ヒノキ   ヒバ   その他

木材保存剤別データ

AAC (BAAC, DDAC)   ACQ   CUAZ   NCU   NZN   VZN  

試験地別データのページ

本サイトでは、下記のデータを見ることができます。

謝辞

データ作成にあたっては、北海道立総合研究機構林産試験場、富山県農林水産総合技術センター木材研究所、奈良県森林技術センター、岡山県農林総合センター森林研究所、鳥取県農林総合研究所林業試験場、(独)森林総合研究所、(株)ザイエンス、(株)コシイプレザービングのご協力を賜りました。また、都合により今回はデータを使用しませんでしたが、奈良女子大学、鹿児島県森林技術総合センター、新潟県森林研究所、大分県農林水産研究指導センターにもデータをご提供いただきました。ここに記して感謝の意を表します。

(社)日本木材保存協会 耐久性調査委員会(桃原郁夫、酒井温子、栗崎宏、森満範)

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