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木材保存誌コラム

会誌「木材保存」の人気コラム、「みちくさ」「虫めがね」「木くい虫」を公開しております。下記ボタンから、それぞれのコラムを読む事が出来ます。

阪神・淡路大地震を思い出す(続編) [虫めがね]

虫めがね vol.50 No.3 (2024)

阪神・淡路大地震の時は、わが家は家屋が倒れるほどではなかったが、かなり揺れた。敷居が歪んで、玄関の扉や居間の障子や襖が開閉出来なくなった。家の周囲の地面にはあちこちに大きな亀裂が出来てポッカリと口を開けている。地震の揺れは地下を帯状に走っている様子で、わが家は食器棚が倒れるほどの大きな揺れは無かったが、わが家から道一つ挟んだお向かいの筋では食器棚が倒れて、中にあった食器類はすべて落下して大きな被害…

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阪神・淡路大地震を思い出す [虫めがね]

虫めがね vol.50 No.2 (2024)

ことしの新年は元日の午後四時一〇分、石川県能登地方を中心としたM7・6の大地震で始まった。今も多数の家屋が倒壊したままで、多くの人々が避難生活をされている。倒壊した建物の下敷きになり、多くの人が亡くなった。新年早々に胸が痛むニュースが飛び込んできた。 今もまだ続いている救助活動や復旧作業の状況をテレビや新聞で見ていると、今から二九年前に起きたM7・3の阪神・淡路大地震のことが頭に浮かんでくる。わが…

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夢・2 [みちくさ]

みちくさ vol.50 No.2 (2024)

最近、どうか夢であってほしいと思うようなニュースが多すぎる。海外ではロシアのウクライナ侵略、そこにイスラエルのガザ地区への爆撃などで、第3次世界大戦の予兆の感すらある。 そこにロシアの大統領P氏の政敵・対抗馬暗殺事件である。最近ではナバリヌイ氏の事件が有名であるが、ほかにも数多く報告されているとのことである。 ・ アンナ・ポリトコフスカヤ記者(2004年):ロシア政府に批判的な記者であった彼女は、…

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夢 [みちくさ]

みちくさ vol.50 No.1 (2024)

昨年の十二月の初めだったろうか、朝起きてテレビをつけると、「大谷翔平・カブスと契約!」と報じている。「フーン、ドジャースじゃあないんだ。カブスということは鈴木誠也と同僚になるわけか」などと思ってしまった。 これはまさに「夢の中の話」であったことはその後の展開をみれば明らかなのだが、それにしても、最近見ることがほとんどなくなった僕の「夢」のテーマが大谷翔平だったことは不思議な感じがした。もっとも最近…

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カラスは黄やオレンジ色が好き [虫めがね]

虫めがね vol.50 No.1 (2024)

わたしは鳥類の生態について詳しい知識を持っているわけではない。それで、これから述べることは専門家から見ると間違っている内容があるかもしれないが、わたしが実際に体験し目撃した事である。 わが家の庭に一本の柿の木がある。毎年秋になると果実がみのり黄褐色に熟す。この柿の実が青いうちはカラスは寄ってこないが、熟して黄褐色になる頃からカラスはやって来て実を突っついている。これはヒヨドリやメジロなどの他の鳥類…

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