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木材保存誌コラム
お爺ちゃん、お婆ちゃんは、なぜ孫が可愛いのだろうか? [虫めがね]
虫めがね vol.42 No.2 (2016)
お爺ちゃん、お婆ちゃんたちは孫が可愛いことを“目の中に入れても痛くない”ほど可愛いという。わたしにも孫がいるが、確かにかわいい。自分の二人の娘の幼稚園の運動会や学芸会などには、仕事が忙しくて行った記憶がない。ところが孫の場合には万障繰り合わせてでも見に行っている。何故だろう? 子育て世代のお父さん、お母さんは仕事もまだ現役で大変忙しい。仕事を休んで子どもの運動会には行…
自然相手 [みちくさ]
みちくさ vol.41 No.1 (2015)
一昨年末、大雪が全国に降った。とくに普段あまり雪の降らない地域で、山奥の集落が孤立しているとのニュースが随分あった。一昨年末、大雪が全国に降った。とくに普段あまり雪の降らない地域で、山奥の集落が孤立しているとのニュースが随分あった。これまで北海道、富山、秋田と雪国に長く住んできたので、雪にはそう驚かない。ただ、雪質とその降り方、融け方は地域で随分異なる。同じ秋田県ですら「県南の雪は上から、秋田は横から、能代は下から降る」という表現がよくされるくらいだ。
縦書き・横書き [みちくさ]
みちくさ vol.41 No.2 (2015)
本会会員も多く入られている木材学会は今年で創立六十周年になる。これを記念した出版物を出すことになり、今、その仕上げの段階に入った。何しろ「一般市民向け」ということなので、専門用語の使い方などに非常に苦慮し、幾度も書き直した。その「修正稿」ができる度に送付するものだから、編集担当の方は、さぞ迷惑に思われたことだったろう。 昨年までは一年に数回、地元ローカル新聞にも寄稿していた。その時も同様であった。
短期記憶 [みちくさ]
みちくさ vol.41 No.3 (2015)
「先週、××研究会の懇親会のあと、年寄り五人で二次会に行きましてね。何せ平均年齢七〇くらいだから、若い人に一緒に行かないか、って声をかけても、みんな怖がって逃げるんよね。」「年寄りってどなたたち?」「年寄りってどなたたち?」「えーっと。A先生、B先生、C先生、それと僕。あと一人は……。えーっと、元×大学で××を専門にしていたあの有名な先生…。ほら…。」「年寄りってどなたたち?」「えーっと。A先生、B先生、C先生、それと僕。あと一人は……。えーっと、元×大学で××を専門にしていたあの有名な先生…。ほら…。」
青年部 [みちくさ]
みちくさ vol.41 No.4 (2015)
退職したあと、激減したのは会議の数とガソリン消費量。電話とメールは相手が変わったもののほぼ横這い。増えたのは昼間のテレビを見る機会である。 その昼間のテレビ。目立つのはシニア向けの番組で、曰く「終活」「遺産相続」「墓」「介護」「介護保険」「認知症」「年金」などなど。そこに出演するコメンテーターの大半は小生とほぼ同年代で、自分や身の周りの人の経験や何かを語っている。それらのいくつかに思い当たるものがあって、「そろそろ俺も」というわけだ。 先日なぞ、新聞を眺めていると「○○県立大」というタイトルが目に入った。「へぇ」というわけで、その記事の内容を読むとどうもおかしい。改めてタイトルを確認すると、「前立腺肥大」。 共通する字は「立」「大」だけなのだ。これは危ないかもしれないよ。 昨年、高校の同窓会があった。