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2016年 Vol.42-No.5

1.会議・委員会
1)第2回理事会(9月8日)

商工会館(東京都千代田区霞が関)において開催した。飯島副会長の開会の挨拶,林野庁林政部木材産業課木材製品技術室大倉弘二課長補佐より来賓のご挨拶を頂戴した後,審議に入った。

審議事項

⑴ 40周年記念事業(平成30年)開催について

平成30年度の総会に合わせて開催すべく平成29年3月までに,実行委員会を設置して開催内容(式典では無い)を検討するとの提案で原案通り承認された。

⑵ IRG 総会開催について

国際的な交流を図り海外情報を入手する為,国際交流部会を中心に開催検討委員会等を設置して協会の体力に相応しい具体的なプラン(開催の大義名分,場所・内容・費用等)を早急に提案頂き,理事会で検討して開催の可否を含め決定するとの提案で原案通り承認された。

⑶ 木材保存剤等の新規認定登録

次の5製品の新規登録が承認された(4社5製品)。
認定日 平成28年9月8日,有効期限 平成31年6月30日

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⑷  遅効性防蟻剤の室内防蟻試験方法等検討委員会の設置

7月21日,木材保存剤等審査事務局より,「遅効性防蟻剤の室内防蟻試験方法等検討委員会」を審査事務局内に設置することが提案され,費用面について提案元である日本木材保存剤工業会の提案を待って結論を出す事になった。

2 )木材保存編集委員会(8月19日)及び同幹事会(9月9日)

いずれも協会事務所において開催した。木材保存Vol.42 No.4,No.5の編集・校正を行いVol.42No.4は,7月25日に発行した。Vol.42 No.3における特集「都市の木質化と保存処理木材の利活用」の別刷は,公官庁・木材保存関連企業・設計事務所等に向けて約1,500冊を配布した。

3)認定委員会(8月17日)

協会事務所において開催した。新規に認定登録の申請があった5製品,登録更新の申請があった36製品,変更届4件についていずれも承認し,理事会に付議する事を決定した。

一方,規格集の改訂について事務局より改定の可否について5月9日までに方針を決める様提案されていたが,今回の委員会で改訂が必要で有ることが確認され,第3回の委員会で深度のある検討を行い早期に完成させることとされた。また,木材保存学入門改訂3版は改訂が必要な事から,作業委員会を設置するに当たり,まず,委員長を選任して作業を開始することとされ,候補として広報委員長,木材保存士委員長に第2回企画運営委員会の終了後就任を打診する事にしていたが,広報委員長欠席の為頓挫している。完成目標は2018年。

4)正副会長会議(8月17日)

協会事務所において開催した。企画運営委員会等で検討頂く事項について検討され承認された。また,前回の理事会以降の活動について事務局長より報告された。

5)企画運営委員会(8月18日)

協会事務所において開催した。理事会での審議事項について検討され,本理事会への付議事項,報告事項が決定された。なお,報告事項である審査事務局提案の「遅効性防蟻剤の室内防蟻試験方法等検討委員会」を木材保存剤等審査事務局内に設立するとの提案があった事が説明された。

6)国際交流部会(9月6日)

協会事務所において開催した。IRG(国際木材保存会議)開催検討委員会の設置について検討を行なった。

2.事 業
1 )木材保存剤等審査事務局平成28年度臨時企画運営委員会(7月21日)

審査事務局の新事務所(7月に(公社)日本しろあり対策協会の事務所に移転)で開催された。上半期の活動等の報告及び遅効性防蟻剤に関する,「遅効性防蟻剤の室内防蟻試験方法等検討委員会」を審査事務局内に設立することが提案され,その可否について9月中に各団体の結論を出すこととされた。

2)林産技術士受講者増加対策検討会(7月21日)

東大農学部鮫島教室で開催された。受講者が少なく,「林業」との合併が検討されるなど,受験者を増やすための方策について,木材学会(鮫島会長,飯島担当),日本木材加工技術協会(服部会長),当協会の3団体で検討,当協会からは,鈴木常務理事が参加した。

今後は合同で林産技術士の活躍の場を増やすための具体策を立て,林野庁へ陳情することとされた。

3 )平成28年度ISO/TC165(木質構造)国内審議会総会(7月26日)

(公財)日本住宅・木材技術センターで開催され,当協会からは,鈴木常務理事が出席した。27年度総会の議事要録の確認,27年度事業・決算報告,28年度事業計画・予算案が審議され,原案通り承認された。なお,木材保存分科会は休止状態とのこと。

4 )インスペクション講習団体登録申請(8月1日)

木材劣化診断士のうち建築士(一級,二級,木造)50名以上の氏名をHP に掲載することが条件で,一覧表を添付して申請した。その後,申請内容の確認が有り,審査が開始された様である。

5)JISK1571 2010の改訂について

防腐工業組合より,防腐性能,室内試験,注入処理用,試験体の個数について,試験,補正操作では,試験個数は18と読めるが,表2では9個となっている。この9個を18個に改訂したいとの意見があり,日本規格協会に相談した所,経済産業省の指導は原則主義であるので,軽微な訂正でも正規の手続きを求められるとのアドバイスであったので,当分,現状とし会員向けに指導書等を作成して対応とされた。

6 )JAS 定期見直しに係るアンケート調査(FAMIC)

制定若しくは改定5年毎にJAS 調査会で見直しが行われ,今回,製材に関する見直しのアンケート調査が行われ,インサイジングによる劣化に関する事項を集成材に合わせる様要望,また,処理木材の分析についても当協会が行った新分析方法を導入するよう要請した。

7)木材劣化診断士

平成28年度登録更新講習会兼研修会は,8月2日に木材会館(江東区新木場)で開催した。更新者数は53名(更新率 62%,該当者は85名),研修会参加者1名であった。平成28年度資格検定講習・試験は,9月13日に木材会館で開催し,参加者は22名であった。

3.その他
1 )日本規格協会公募によるJIS 原案作成説明会(7月29日)

赤坂区民センター区民ホールにて開催された。情報収集のため,鈴木常務理事,山本参与が出席した。

2 )第15回木材利用研究会発表会(8月8日~9日)

土木学会土木講堂にて開催された。当協会は後援をしていることから,山本参与が出席した。

4.会員の新規加入(平成28年7月12日)

住友林業㈱ 賛助会員より企業会員への移行申し込みがあり承認されたことが報告された。

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