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2020年 Vol.46-No.5

1.会議・委員会
(1) 2020年度第1回認定委員会(8月31日)

新型コロナウイルス感染リスクを回避するため,ZoomによるWEB会議で開催された。議題は,審議事項として,木材保存剤等の新規認定申請5製品の認定可否の審査で,資料が揃っている3製品の認定が承認された。また,木材保存剤等の認定登録更新では,申請のあった27製品(該当数27製品)の更新が承認された。また,前回の委員会でアンケート調査された以下の事項の結論が出された。

a.深浸潤処理薬剤の認定に係る試験方法

「深浸潤処理システム研究会」の報告書をもとに事務局で規程案を作成し,検討して,理事会へ提案する。

b.ベイト剤の野外試験実施機関が無いことに伴う規程の改訂対応等

野外試験実施機関が無いことは承知しているが,申請者自ら試験が実施できるので,現行規程のままとする。

c.有効成分の製造工場,製法変更した場合の認定申請について

JIS K 1570の木材保存剤の種類に掲載されている項目の品質が範囲内であっても,全く同一であることが証明できない場合は,室内試験1ヶ所と安全性では,急性経口毒性試験などのデータを求めて審査することを理事会へ提案する。

(2) 編集委員会幹事会(9月10日)

コロナ感染拡大を受けて,前回に続きメール会議にて印刷ゲラの最終チェックを編集委員全員で分担して行った。これを受け幹事会をオンライン会議で開催し,コロナ禍での編集方針や印刷ゲラチェックの方法について論議した。ゲラの最終チェックは9月11日までに完了し印刷会社に提出し46巻5号を発行した。

(3) オンライン年次大会に向けた年次大会運営委員会(7月30日,8月11日,9月11日)

全てオンライン会議で行った。7月30日と8月11日の会議では,委員によるZoomウェビナーの練習を行い,ホスト,パネリスト,視聴者の3つのレベルを各自が経験し,それぞれの機能を確認した。質問の方法は,挙手による口頭質問とした。オンライン年次大会のプログラムを決定し,8月12日に公表した。オンライン年次大会への「参加申し込み」のフォーマットと自動返信とパスワードの発行についての詳細を決定し9月1日に当協会のホームページに掲載した。参加費は,オンラインとしたことから,一般は2千円,学生は1千円とした。

年次大会9月11日の会議では,口頭及びポスター発表者を交えたZoomウェビナーの練習方法について詳細を詰め,10月上旬の練習日を確定した。

(4) IRG組織委員会(8月27日)

Zoom利用のオンライン会議を行い,スケジュールの確認,開催に関する本部理事会への連絡,国際スポンサー募集の趣意書の作成及び各スポンサーへの働きかけの方法,Web開催に対する準備状況などについて話し合いを行った。その結果,対面・オンラインといった開催方法の決定は12月までに行うこととした。本部への連絡は,今年度からIRG理事となった松永浩史委員を通じて行うこととした。IRG理事会は10月11日にオンラインで開催され,松永委員がIRG52日本開催の準備状況について説明を行った。

2.事業
(1) 第36回オンライン年次大会(10月27日,28日)

5月26,27日に開催する予定であったがコロナ禍により延期し,Zoomによるオンライン大会を開催する。現在,参加者の募集を行なっている。

(2) 接着剤混入用薬剤の分析方法改良に関する実用化研究会

オーシカケミテック(株)より研究会設立要望があり,研究会を設置して5月28日研究成果を報告書にまとめた。その後,AQ認証の為,住木センターに提出したが,意見が付き,再度,研究会を設置して研究していく必要があるとの申し出があり,研究内容について検討している。

(3) 2020年度木材劣化診断士関係

① 更新講習会

新型コロナウイルス感染リスクを回避するため,レポートにより更新を行い,55名が受講した。

② 資格検定講習・試験

8月25日にエッサム神田1号館(東京都千代田区)で開催し10名が受講・受験した。合否は,2020年度第1回木材劣化診断士委員会(10月20日)に決定される。

(4) 2020年度木材保存士関係

新型コロナウイルス感染リスクを回避するため,更新講習会に代えてレポートにより更新を行う。対象者へは8月下旬はがきで案内し,HPに開催案内を掲載した。

3.その他
(1) 内閣府への2019年度決算等資料の提出(6月19日)

毎事業年度終了後,3ヵ月以内に決算等資料を提出する必要があるもので,現在,審査中である。

(2) IRG52準備の進捗状況

ⅰ.IRG52エクスカーション実施の下見(5月29日)

現在計画している富士宮浅間神社,富士山世界遺産センター,白糸の滝,富士スカイラインの状況を調査した。IRG52の実施時期より2週間ほど遅い時期であったが,富士スカイラインは,5合目以上が新型コロナウイルス感染拡大の影響で入口が閉鎖されていた。目玉の行事でもあり心配しているが,他は,相応しいことを確認した。

ⅱ.東部コンベンションビューローとの打合せ(7月6日)

新型コロナウイルス禍による現在の会場貸し出し条件等が説明され,使用会場を変更する必要があるが,既に確保している会場で対応できることを確認した。また,HPに掲載する候補ホテルを選定し,宿泊費等に便宜を図って貰えるよう交渉をお願いした。

(3) 日本学術会議主催の学術フォーラム(7月16日)

「メディアが促す人と科学の調和-コロナ収束後の公共圏を考える-」がオンラインで行われ,山本参与が聴講した。

4.会員加入
塩谷一宇 住環境プランニング 秋田県秋田市
加入承認日 2020年7月6日

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