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2022年 Vol.48-No.6

1.会議・委員会
1)理事会(9月9日)

 協会事務所における対面とオンラインで開催された。議題は,審議事項として,木材保存剤等の新規認定登録申請10製品と新規の特例による申請1製品の認定登録可否の審査で,全てが承認された。また,土壌処理用防蟻剤の性能基準および,試験方法並びに木材保存剤等認定規程第7条(変更申請)の改訂提案,IRG56の開催月日,費用の提案,「木材保存に関する受託研究」に関する特別委員会の設置が提案され,承認された。一方,報告事項では,4月22日から9月8日までの活動,変更届(6件),木材劣化診断士に係る活動,木材保存士に関する活動計画等が報告された。

2)木材劣化委員会(10月18日)

 協会事務所における対面とオンラインで開催された。議題は,2022年度木材劣化診断士資格検定の合否の審議で,28名が合格(1名が不合格)と認定された。一方,2023年度の活動計画について検討し,2022年度と同様なスケジュールで実施することとされた。また,木材・木質構造の維持管理(劣化診断マニュアル)を2023年6月までに改訂版を発刊することとして,編集委員会が劣化診断士委員会に設置された。

3)第1回木材保存剤等実用化研究会のAQ 認証基準策定委員会(10月20日)

 オンラインで開催された。実用化研究会での認証基準を明確にする必要があるとの指摘により,基準の策定を6名の方に委嘱して検討していくこととされ,第1回の委員会が開催され,明確にすべき項目の精査等を行い,基準を策定することとされた。

4)第1回AQ 実用化委員会(11月1日)

 ヘキサエースDP に関する研究会の設置要請があり,今後の進め方を検討する為,委員会を開催し,第1回の工場実験を12月17日に申請者の工場で実施する。

5)編集委員会

 木材保存の発行月に開催しているオンライン委員会は開催されなかったが,メール会議において48巻6号の印刷ゲラ校正を11月15日迄に完了し11月25日に発行する。前回の委員会において決定した研究ノートの新設および複数名査読の投稿規程への明記については,規程改訂となるため片岡編集委員長から正副会長への説明を10月28日に行なった。了解を得られたため,投稿規程改訂案は,稟議を経て,2023年1月25日に発行する49巻1号に掲載するスケジュールとなった。

6)2022年度第1回外構材の耐候性向上委員会(9月21日)

 本委員会開催に当たり,事務局と東京電機大学による打ち合わせを8月11日に,事務局と日本大学による打ち合わせを9月14日に行い,2016年夏に開始した屋外暴露試験の今後についての意見交換が行われた。それを踏まえ,電機大でのデータ解析の継続,成果の論文化,データベースの公開方法,成果集の作成,木材表面色の経年変化のデモ版の活用方法等について方向性が示された。

7)2022年度第1回年次大会運営委員会(10月27日)

 6月24日に開催された第2回理事会の決定事項である年次大会の秋開催について検討し,開催日を2023年9月20日~21日とし,飯田橋レインボービルで開催することとした。

2.事業
1)木質外構部材のリフォーム・リニューアル技術の確立と普及事業

 平成29年(2017年)に実施した林野庁の助成事業を当協会の自主事業として5年間継続することとして,群馬県内3ヶ所に設置した,劣化調査用の木片パネルの現地調査を行っているが,最終回の調査を10月24日に実施した。本調査での劣化の測定は,測定機器を使用したものでは無く,写真で記録しているので,劣化度を科学的に表すことは出来ないが,劣化傾向を写真で公表したい。

2)林野庁の令和3年度補正予算事業「難燃薬剤処理木材の屋外での需要拡大を図るための屋外耐久性向上技術の開発及び難燃性能の統合的評価」(9月9日)

 9月9日までに(一財)建材試験センターに搬入された難燃薬剤処理試験体の養生を開始した。試験体の重量を経時的に測定し,試験前の重量測定を11月7日に行い,JIS A 1326促進劣化試験を11月8日に開始した。11月2日には促進劣化試験体の架台を作製する㈱ソーケンと打ち合わせを行った。

3.その他
1)「WOOD COLLECTION 2022 JAPAN Re-WOOD~今こそ始まる,国産木材復興の一歩~」(8月25日)

 東京都主催の国産木材,木製品の展示商談会が2022年8月24日~26日に東京都立産業貿易センター浜松町館で開催され,山本参与が参加した。

4.会員加入

 なし

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