木材保存誌コラム

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会誌「木材保存」の人気コラム、「みちくさ」「虫めがね」「木くい虫」を公開しております。下記ボタンから、それぞれのコラムを読む事が出来ます。

カラスは黄やオレンジ色が好き [虫めがね]

虫めがね vol.50 No.1 (2024)

わたしは鳥類の生態について詳しい知識を持っているわけではない。それで、これから述べることは専門家から見ると間違っている内容があるかもしれないが、わたしが実際に体験し目撃した事である。 わが家の庭に一本の柿の木がある。毎年秋になると果実がみのり黄褐色に熟す。この柿の実が青いうちはカラスは寄ってこないが、熟して黄褐色になる頃からカラスはやって来て実を突っついている。これはヒヨドリやメジロなどの他の鳥類...

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夢 [みちくさ]

みちくさ vol.50 No.1 (2024)

昨年の十二月の初めだったろうか、朝起きてテレビをつけると、「大谷翔平・カブスと契約!」と報じている。「フーン、ドジャースじゃあないんだ。カブスということは鈴木誠也と同僚になるわけか」などと思ってしまった。 これはまさに「夢の中の話」であったことはその後の展開をみれば明らかなのだが、それにしても、最近見ることがほとんどなくなった僕の「夢」のテーマが大谷翔平だったことは不思議な感じがした。もっとも最近...

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幻の柿「元山」 [虫めがね]

虫めがね vol.49 No.6 (2023)

わが家の小さな庭に元山がんざんという一本の柿の木がある。樹齢は三〇年近く、今では大きく立派に生い茂っている。毎年一〇月頃になると黄褐色の果実が枝をしならせて一杯実る。果実が褐色に色づいた頃になると、近くの森からメジロやヒヨドリなどが飛んできて、わが家の元山を勝手に突いて楽しんでいる。 柿と言えば富有柿や次郎柿などが有名で果物屋さんの店頭に並んでいる。これらの柿は糖度が高くて甘く一般消費者には好まれ...

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最近見直している「寅さん」・2 [みちくさ]

みちくさ vol.49 No.6 (2023)

半年前の本コーナーでBSテレ東での映画「男はつらいよ」全作の再放送のことを書いていた。 実はこの映画に関係する原作・脚本・監督の山田洋次さん、主演であった渥美清さんにまつわる話題はそれ以前にも本コーナーで何回か取り上げている。 そこでは『印象に残る作品といえば、マドンナ役ではなく、名優が重要な脇役で出てくるものである。例えば、一・八・二二作での博の父親役、志村喬、二・七作での母親役、ミヤコ蝶々、一...

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生成AIをつかってみる [みちくさ]

みちくさ vol.49 No.5 (2023)

前回の「生成AI」の件の続きである。筆者が使っているのはマイクロソフトの〈Bing〉であり、これは『人工知能(AI)を使用した検索エンジンで、ユーザーの質問や会話に対する回答を、単に検索結果から提示するのではなく、質問の意図や現在の状況を把握したうえで、回答を返してくれます。』ということなのだが、その仕組みがよく分からない。 ただこうしたソフトの中で最も有名なのが〈ChatGPT〉であろうと思い、...

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