木材保存誌コラム

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会誌「木材保存」の人気コラム、「みちくさ」「虫めがね」「木くい虫」を公開しております。下記ボタンから、それぞれのコラムを読む事が出来ます。

千円札の野口英世博士 [虫めがね]

虫めがね vol.46 No.2 (2020)

日本を代表する医学者・細菌学者である野口英世は、わが国の千円紙幣に肖像が載っている。彼を主人公にした子ども向けの偉人伝が多数刊行されており、「偉人の代表」とも呼ぶべき存在だ。わたしが小学生の頃、学校の図書館には彼の肖像画が掲げてあったのを思い出す。 野口は明治九年、福島県の貧しい農家の長男として生まれた。一歳半の時に囲炉裏に落ちて左手指が癒着する大火傷を負った。これが原因で家業の農業を継ぐのを断念...

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今年のお正月 [みちくさ]

みちくさ vol.46 No.1 (2020)

いわば「正月」の風物詩でもあった「男はつらいよ」が途絶えてから二十数年。その第五十作「お帰り寅さん」を見に行った。第一作の劇場公開は一九六九年八月だから、それから五十周年でもあるという。 シリーズ主演の渥美清さんが亡くなったのは九六年で、その翌年の正月、地元の新聞に「寅さん」のことを次のように書いていた。筆者、五十歳のときである。 ―(寅さんシリーズを)何時頃から見始めたのかはどうもよく思い出せな...

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ドードー(dodo)の絶滅 [虫めがね]

虫めがね vol.46 No.1 (2020)

インド洋に浮かぶモーリシャス島と呼ばれる小さな孤島がある。面積は一八六五km2で、日本の淡路島の約三倍の大きさの火山島である。この島はアジアとアフリカを結ぶ主要航路から外れており、長い間無人島であった。この島にはトラやオオカミのような肉食獣は生息しておらず、島に生きる動物たちは極めて平穏に暮らしていた。この島で進化した固有の動物に珍しいドードー(dodo)という鳥がいた。七面鳥くらいの大きさで、空...

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人間の叡智の限界 [虫めがね]

虫めがね vol.45 No.6 (2019)

「夢の溶媒」と言われたフロンは、その無毒、安定、不燃、高溶解能などの理想的な性質がある為に、冷媒、洗浄剤、発泡剤、スプレー剤、消火剤など広い範囲で多用された。二十世紀最大の発明の一つとまで言われていた。ところがその後、フロンは地球を覆っているオゾン層を破壊(環境破壊)することが判り、今では世界的に使用禁止となっている。 同じような運命をたどった物に有機塩素系殺虫剤DDTがある。DDTは人畜には急性...

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にわかラグビーファン [みちくさ]

みちくさ vol.45 No.6 (2019)

今年の秋は、ラグビーのワールドカップの話題で持ちきりであった。TV生中継があったプールAの最終戦、日本対スコットランドの視聴率は今年放送された全番組の最高視聴率で、試合終了時には五三・七%(関東地区)もあったそうである。筆者はTV観戦のみであったものの、よく見ていて、次第に「にわかラグビーファン」の一人になってしまった。 まず驚いたのは、日本代表の約半数が日本人ではなかったことであるが、このことは...

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