木材保存誌コラム

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会誌「木材保存」の人気コラム、「みちくさ」「虫めがね」「木くい虫」を公開しております。下記ボタンから、それぞれのコラムを読む事が出来ます。

三十数年前の話 [みちくさ]

みちくさ vol.45 No.1 (2019)

年が改まった。平成最後の正月、というわけで、この三十年間の出来事を扱った特別番組が目立っていた。平成元年の日本はバブル景気のピークにあり、その後、それが崩壊に向かうことになる。 その年の新語・流行語大賞を調べてみると、新語部門金賞「セクシャル・ハラスメント」、流行語部門金賞「オバタリアン」で、銅賞には「二四時間タタカエマスカ」というのもあった。 筆者は四十才を少し回っていたのだが、当時は一介の地方...

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西安の旅 [虫めがね]

虫めがね vol.45 No.1 (2019)

去年(平成三〇年)の秋に中国の西安(旧長安)を旅した。高校生の時に世界史を履修し、東アジアの歴史で、度々、長安の名が出てきた。それで、一度は行ってみたいと思っていたのが、やっと念願がかなったわけだ。 中国の今の首都は北京であるが、長安は漢・唐時代と長い間、中国の都であった。長安は日本の古都・京都が、その都市造りのお手本にしたと言われるだけあって、東西南北、きれいに碁盤の目のように、道路が走っている...

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ことしの猛暑と生物の活動 [虫めがね]

虫めがね vol.44 No.6 (2018)

のど元過ぎれば熱さを忘れると言うが、忘れないうちに今年の猛暑について述べてみたい。今年(平成三〇年)の夏は記録的な猛暑であった。酷暑という言葉まで生まれた。日中の外気温が三七~三九℃と、人の体温を上回るような気温が連日続いた。埼玉県熊谷市では気象台観測史上最高の四一・一℃を記録した。この猛暑は特に高齢者などの体力的弱者に大きく負荷がかかる。新聞の報道によると、近年は、熱中症による死者は、年に六百人...

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トライアウト [みちくさ]

みちくさ vol.44 No.6 (2018)

前回、ちょうど話題になっていた、高校野球、それも金足農業の件を書こうと思っていたところに、台風二十一号、地震と続いた。 後者は「北海道胆振東部地震」と命名され、ブラックアウトと液状化の件はまだ尾を引いている。この「胆振」という地域名を「いぶり」ではなく「きもふり」あるいは「たんぶり」と読んだ方もおられよう。なお、これは北海道に多いアイヌ語由来でなく、日本書紀に出てきているのだそうである。筆者、ご当...

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川柳と俳句 [虫めがね]

虫めがね vol.44 No.5 (2018)

数年前から近くのカルチャーセンターの川柳教室に通っている。そのことを友人に話すと、俳句と川柳はどう違うのですかと質問がくる。俳句は自然を題材に詠む、いわば「風景画」です。季語もあれば切字もある。川柳は五・七・五で詠むのは同じですが、季語はなく自分という人間を素材に詠む、いわば「人物画(自画像)」ですと説明する。すると次に、あなたの代表作を紹介してくださいと言われる。この場合、その友人は「あはは」と...

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